教育資金

学資保険も元本割れする?

学資保険を選ぶ際に大切なことの1つに返戻率というものがあります。
これは支払う保険料の総額に対して受け取る満期保険金の金額の割合です。
つまり、返戻率100%であれば支払った保険料と同じだけの金額を満期保険金として受け取れますし、100%以上ということであれば支払った保険料よりも多くの満期保険金を受け取れるというわけです。

ただし、学資保険の中には貯蓄性を重視するというよりは保障を重視するというタイプのものもあり、そうしたタイプの学資保険の場合には返戻率が100%を切って元本割れをしてしまう保険もあります。
もしも、とにかく返戻率の良い学資保険を選びたいとか、保障は他の保険でカバーするから重視しないというような場合には、元本割れをしてしまうようなタイプの保障重視のものは選ばない方が良いでしょう。
逆に元本割れしてしまっていても保障の手厚さという部分を重視したいと思うのであれば、こうした学資保険を選ぶというのも1つの方法です。
他にも、特約を付けすぎると元本割れを起こす可能性があるので、注意http://www.waybetterunitedway.org/toku.htmlしてください。

また、他の理由で元本割れしてしまうということもあり得ます。
それはどういうケースかというと、保険会社が倒産してしまうというような事態に陥ってしまった時です。
そうした場合でも、既に販売されている保険自体は他の保険会社に引き継がれますので全くゼロになってしまうということはありません。
しかし、全額が保障されるということにはなりませんし、これまでに倒産してしまった保険会社の例などを見てみると元々もらえることになっていた満期保険金よりも少ない金額しかもらえないということがほとんです。

そのため、結果的に元本割れしてしまうということがあるわけです。
学資保険を選ぶ際には、そもそもその学資保険がどれだけの返戻率になっているかということを知らなければいけませんし、更には会社の安全性ということもよく見てみなければいけないというふうに言えます。
仮に返戻率の面では非常に高くなっていたとしても、会社が不安定で評価が低い場合には将来的に倒産などによって元本割れが発生してしまうリスクがあるからです。

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